猫と犬を一緒に飼うのはいいの??

多頭飼いの実情

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猫を飼っているけど、犬も迎えたい、
またはその逆を考えている方はたくさんいらっしゃるでしょう。
そんな時に単純に気になることは
「一緒に飼って大丈夫??」というところでしょう。
今回は猫と犬が一緒に住むときの注意点や気になることをお話ししていきます。

犬と猫は一緒に住めるの?

今回のお話の一番大切な部分である
犬と猫は一緒に住めるのか?」についてです。
結論からすると、一緒に住むことはできます
もちろん、色々と注意しなければならないことや気にすべきことはあります。
また、想像の中での2人仲良く、が実現されるかはわかりませんが、
ぜひ参考にしていただければ幸いです。

猫と犬は一緒に住める!

最初にも言いましたが、猫と犬は一緒に住むことができます
みなさんもSNS等で猫と犬が仲良くしている動画や写真を
みたことがあるのではないでしょうか。
小さい頃から一緒にいるような場合は、兄弟のように仲のいい子たちもいます。

しかし、どんな猫と犬でもそのように仲良しになるというわけではありません。
人間にも好き嫌いがあるように動物たちにも合う合わないはあるので、
仲良くなれない場合もあります。

そんなこともあるので、ストレス対処をしっかりしたり、
どのような注意をしたら良いのかを知っておくことが必要です。
どのような問題が起こるかも知っておきましょう。

猫と犬の習性や特徴の違いを知っておこう

猫と犬を一緒に飼う場合は、
飼い主はそれぞれの性格や特徴、本能を理解して
住みやすい場所を作ってあげることが必要です。

犬は基本的に集団で動くことを好み、
昼に活発に活動し、夜に寝るというサイクルです。
自分のテリトリーをしっかりと理解し、その中でなるべく活動します。
飼い主が不在の際はサークル内でおとなしくしていることが多いです。
ですので、基本的には毎日散歩に出かけ
運動不足解消やストレス解消をしてあげましょう。

猫は日中に活動することもありますが、
日中の大半を寝て過ごすため、その余った体力で夜中に動き回ることが多いです。
犬は昼型、猫は夜型が基本となります。
さらに、猫は室内で動き回る程度で運動不足解消やストレス解消になります。

犬と猫がそれぞれ自分の場所だと思える場所を作ってあげることが大切です。
猫は高い場所に落ち着ける場所を作ってあげるとそこに逃げ込むことができます。
犬はサークル内は自分の場所だと理解すると、
犬も落ち着きますし、猫もあまり入ろうとしないので
それぞれの場所が確保できます。
落ち着ける場所の確保は必ずしてあげてください。

必ず仲良しになるわけではない

SNSなどでみたことのある
犬と猫が可愛く寄り添って寝ている姿を想像している方からすると、
そういう仲良しになってほしいと思うのは当たり前です。
しかし、もちろんどんな動物にも相性はあります。
ましてや違う生き物同士で住むのですから仲よくなれない場合もあります。

ストレスをなるべくかけないような環境づくりをしていても
思うように仲よくしないこともあります。
全く仲良くなれない可能性も頭に入れた上で
迎え入れる準備をしていきましょう。

猫と犬が一緒に住む時の注意点は??

猫と犬と一緒に住むためにはいろいろなことに注意しておくことが必要です。
ここからはいくつか注意点をあげていきますので、
一緒に飼うときの参考にしてください。

ご飯は必ず別々で与える

猫と犬では必要な栄養素が異なります。
もちろん猫はキャットフード、犬はドッグフードをあげましょう。
ご飯の中身もですが、あげる場所やタイミングもずらしたほうが賢明です。

猫はあげた分を全てそのときに食べきってしまうことは少なく、
少しずつ自分の好きなタイミングで食べていくことが多いです。
対して犬は出した分を食べきることが多いです。
ですので、犬が猫の食べ物に興味を示して
食べに来てしまうことが考えられるので、
猫の食べ物は犬が届かないところにおいておくことをオススメします。
我が家では猫のケージの中に置いていますが、
少し段差があるので犬が入ってこられず食べてしまうことはありません。

どちらかがどちらかのものを食べてしまっても、
すぐに体調を崩すようなことは少ないです。
しかし、多量に摂取してしまうと良くありませんので
なるべくそれぞれの場所で与えるようにしましょう。

トイレも必ず別々で

食事以上に当たり前にしてほしいことはトイレを別々にすることです。

猫はしつけがほぼなくても自分で排泄するようになってからは
トイレ用の砂を準備すればその中でしてくれるようになります。
犬はペットシーツの上にできるようにしつけてあげる必要があります

猫のトイレは頭数➕1つ以上準備してあげてください(2頭いれば3つ以上)。
猫はきれい好きで汚いところにトイレをしないので、
常にどのトイレもきれいな状態を保ってあげてくださいね。

犬のペットシーツもなるべくしたらすぐに替えるようにしてあげてください。
しつけができるようになるまでは時間がかかる場合もありますが、
根気強く付き合ってあげてください。

それぞれが落ち着けるスペースを

なかなか、誰かがずっとお家にいて
猫や犬の様子を見ていられるお家は多くないでしょう。
そんな中で飼い主不在の時に大げんかをしていて帰って来たら傷だらけ…
なんてことがあったら辛いですよね。
仲が良い悪いにかかわらずそれぞれが安心して過ごせる場所があると
ストレスを溜めづらく、喧嘩になりづらいです。

猫も犬もテリトリーを気にするので、
それぞれが自分の場所だと認識できる場所で
お互いが入りづらいところを作りましょう。
例えば、猫はキャットタワーのような高さのある場所があれば、
犬と距離を取ることができます。
犬はサークルで囲ってあげると、猫はあまり入ろうとせず、
犬も安心して過ごせるので良いでしょう。

とてつもなく仲の良い子達であるならば、
留守中だけでもそういったスペースにいれてあげるなどでも構いませんが、
前述したような場所は必ず作りましょう。

運動の機会を与える

猫も犬も適度に運動することが大切です。
運動不足解消にもストレス解消にも役立つので、
必ず運動は習慣化しましょう

猫はキャットタワーのような高さのある場所を作れば、
上下運動も含め自分で動き回るので、大丈夫です。
家にいる時におもちゃで5〜10分程度遊んであげれば十分でしょう。

犬はほぼ毎日散歩をしないとストレスや運動不足で病気になることもあります。
特に大型犬は毎日の散歩は欠かせません。
家の周りを数十分歩くことを習慣化しましょう。
もちろん、休みの日にドッグランに連れていくことも効果的です。

迎え入れるタイミングを調整する

猫と犬を一緒に飼う上で一番良いタイミングは
間違いなく2人とも幼いうちに一緒に迎え入れることです。
幼少期は社会行動を覚える大変重要な時期です。
社会化期とも呼ばれるこの時期は短く、
猫は大体生後2週〜9週と言われています。犬は3週〜16週程度です。

この時期から一緒にいると横にいることが当たり前になるので、
仲良く兄弟のように過ごすことができる可能性が高くなります。
どちらも迎え入れることが決まっている方はなるべく同時に迎え入れましょう

また、先住の子がいる場合には先住の子の様子を見ることが必要です。
基本はなるべく早く迎え入れることが良いですが、
例えば先住の子が病気をしていたり、手術後であったりと
余計なストレスを与えてしまうことが良くないタイミングは避けましょう。

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まとめ

今回は猫と犬を一緒に飼うことはできるのか、飼う際の注意点は?
といった点でお話ししました。
準備段階では色々しなければならないことが多く
大変に感じるかもしれません。
しかし、お互いの特性を考えながら、
過ごしやすい環境づくりができれば、幸せな生活が送れるでしょう。

あなたの幸せな猫犬ライフの参考になれば幸いです。

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