一人暮らしでの猫の飼い方・準備するものは?

猫・犬について

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どうしても仕事終わりや休みの日に寂しさを感じてしまう一人暮らし。
自分のパートナー、家族として
猫を迎えたいと思う人もいるのではないでしょうか。

一人暮らしと家族で飼う時とで
飼い方が大きく変わるわけではないですが、
一人暮らしだからこそ気をつけておきたいポイントもあります。

今回の記事では一人暮らしをしている方で
これから猫を飼おうと検討している方に向けて
猫の飼い方や準備物をまとめてみました。

筆者がなぜ猫と一緒に住むことになったかはこちらの記事で
猫と犬は生活の質を向上させる/一人暮らしが考える幸せ

一人暮らしで猫を飼い始める時に気にすべきこと

猫を飼いたいと思った時には
ペット可の物件か」「どんな猫を迎えるのか」「健康な子を迎える
といったポイントがあります。
もちろん、気にすべきことはたくさんありますが、
まず始めに考えるべきこととして3点を挙げました。

ペット可の物件かどうか

一人暮らしをしている方の多くは賃貸物件に住まわれていると思います。
その時に気にすべきことはペット可の物件かどうかです。
当たり前では?と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、
たとえばペット不可の物件で猫を飼っていて
周囲の住民や家主に気づかれてしまった時には最悪の場合、
家がなくなったり、ペットとさよならしなければならない事もあります。
そうならないためにも猫を飼いたいと思った際には
ペット可の物件かどうかの確認をする事、
また不可の物件であれば引越しを考えてください。

また、ペット可の物件でもペットを飼う事で
事前に支払わなければならない金額が増えたり、
家賃が上乗せされたりする
場合もありますので
よく確認するようにしてくださいね。
頭数制限があるところも多いのでそちらも必ず確認の上、
守るようにしてください。
ペット可の物件で周りの方もペットを飼っていると、
物音などもお互い様といった感じで
寛容で、トラブルなく過ごせる事も多いですよ。
さらには、見かけたワンちゃん、ネコちゃんと仲良くなれたりもします

大切な家族を路頭に迷わす、
ましてや捨てるといった最悪の事態にならないよう、
守るべきことをしっかりと守りましょう。

どんな猫を迎えるのか

次に大切なこととしては、
どのような猫を迎えるかというところです。
猫の種類によって性格や準備すべきものなどが変わることがありますので、
よく検討することが大切です。

我が家では、ノルウェージャンフォレストキャットがいます。
この子の特徴としては長毛種で暑さに弱く、
大きな猫であるといった点です。
長毛種の子は短毛種の子に比べて毛玉ができやすく
抜け毛も多いのでブラッシングを欠かさずしてあげることが大切です。
夏場には室温を低く保つために
クーラーをつけておくなどの対策が必要です。
しかし、これがスフィンクスのような被毛がほぼない子の場合は
ブラッシングは必要ありません。
その代わり皮膚病に気をつけたり、
さらに室温にはより気をつけたりと
それぞれの子によって注意すべきことが変わるので、
自分の性格や家庭の状況を考えて
どのような猫を迎えるのかを考えることが必要です。

考えるべきことをたくさん話しましたが、
どれだけ注意することが多い子でも自分が可愛い、
一緒に過ごしたいと思っている子であれば

必要なことは進んでやるようになると思います。
やらない、できないと思う方は一緒に住むことはやめてください
自分のできる範囲を考えながらも、
いろいろな猫ちゃんを見てこの子がいいと
心にくる子と出会えることができれば幸せだと思います。

お話しした事も気にしながら、
たくさんの猫ちゃんを見てみてください。
できれば、子猫の頃から一緒にいることができると
たくさんの時間を一緒に過ごせるので子猫を迎えるのもいいでしょう。
いろいろな子猫ちゃんを
愛情たっぷりに育てているブリーダーさんが多いみんなの子猫ブリーダー
オススメですので、一度見てみてください。

健康な子を迎えるべき

一人暮らしで気になることといえば、自分が不在の時の猫の様子ですよね。
家にいない時に猫がどのような行動をしているのか、
元気に過ごしているのかなど気になって仕方がないと思います。
それを気にして仕事が手につかず、仕事が減って養えず…
なんてことになっては本末転倒です。
そんな事も考えて、なるべく持病がない子であったり、
病気になりにくい子を選んであげるほうがお互いに幸せです。
もちろん、病気にかかるかどうかなんてことは分かりませんが、
なるべく家にいて様子を見続けていたほうが良い病気を持っている子を
迎えるのはオススメしません。
無責任に引き受けてすぐに生涯を終えてしまう、
といったことはお互いに望ましくありません。
一緒に住みだして病気にかかった場合は
全身全霊で向き合って欲しいですが、
初めて迎える場合は元気な子を探す事も大切なことです。

どこで猫を迎えるかにもよりますが、
持病がないかどうかの確認や
なりやすい病気を聞いておくことなどは非常に重要です。
なるべく自分が考える心配事が少ないように
しっかりと調べたり、聞いたりしましょう。

一緒に住むことになったら気をつけること

上記のことやその他気になることをしっかりと考えた後に、
いよいよ家族の一員となります。
実際に一緒に住み始めることになった時に
気をつけることやしておくべきことをお話ししていきます。

部屋の温度に気をつける

仕事に出ている時間が多く、
家にいることがなかなかできない一人暮らしでは、
部屋の温度に注意が必要です。
ワンルームにお住まいの方は
それほど大きく温度変化があることは少ないですが、
真夏や真冬には猫が快適に過ごせるように配慮する必要があります。
猫種により個体差はありますが、
猫が快適に感じる室温は20〜28度
つまり人間が快適に感じる室温とほぼ同じです。

夏は27度前後になるように空調などで調整をしましょう。
空調を使う際には猫に直接冷風が当たらないように風向きを考えること、
またスペースがあるのならば、空調が効きすぎた時に
逃げられる場所を作ってあげるとより良いでしょう。
水分をしっかり摂れるように
たっぷり飲み水を用意してあげることも重要です。
猫は新鮮な水を好みますので、
しっかり朝晩で水の入れ替えも欠かさずに行いましょう。
猫は肉球にしか汗をかかず、
人間のように汗をかいて温度を調整することができないので、
熱中症になったりもします。
帰ってきたら猫がぐったりしているなんてことがないように
しっかり対策してあげましょう。

冬は23度程度に保っておけば良いでしょう。
特に注意の必要な猫種以外は
冬場は暖かい場所を用意してあげることが大切です。
日当たりの良い場所にお気に入りのベッドを置いてあげたり、
暖かい毛布を置いてあげる。
また、猫用のホットカーペットも有効です。
猫用のホットカーペットは低温やけどの対策がしてあるものが多く
比較的安心に使用できます。
ただ、爪とぎや噛み癖がある子は
断線させる恐れがあるので注意が必要です。
室温だけでなく、湿度にも注意しましょう。
人間と同じで乾燥すると風邪をひく原因になったりもします。
濡れタオルを置いておく、加湿器を使うなど60 %程度の湿度にしておきましょう。

猫の体温は人間よりも1〜2度高い状態が平熱です。
それよりも高い様子が見受けられたらよくないですので、
日頃からスキンシップの際に気にかけておきましょう。
猫の様子を常に気にしておくこと
病気を防いだり早く発見できることにつながります。

遊び場・高い場所を確保する

猫は日中をほとんど寝て過ごします。
成猫でも14時間程度は1日の間に睡眠をとります。
子猫に至っては20時間程度寝ると言われるぐらいずっと寝ています。
そんな猫ですが、高いところやお外が見えるところが好きです。
人間が座っている高さよりも高いところ、
できれば立っている状態よりも高いところ
作ってあげたほうが落ち着きます。

さらに、室内飼いの猫は運動不足になりがちです。
どてっとしている猫も愛らしくて可愛いですが、
人間と同じで病気のリスクが上がりますので体型維持も大切です。
そのためには運動できる場所を確保してあげる必要があります。
一人暮らしのお家では
幅広いスペースを確保することは難しいと思いますので、
キャットタワーのように
上下運動ができるような場所を作ってあげることが良いです。
先ほどの高い場所の確保にも活かせるので一石二鳥です。
もちろん、お家にいるときはおもちゃで一緒に遊んで運動させてあげてくださいね。

低カロリーのフードがオススメ

室内飼いで日中飼い主がいないという状況では、
先にもお話ししたように運動不足が永遠のテーマになります。
たくさん遊んで、カロリーを消費させることももちろん大切ですが、
食事に気を使うことも対策として大切です。

一人暮らしで猫を飼う際にはキャットフードをおいて置くことが便利です。
猫の性格やあげているフードの量にもよりますが、
猫は1日の間で自分の食べたいタイミングに
少しずつ食べていくことが多いです。
ですので、キャットフードは
室内猫用のカロリーを抑えてあるものにすることで
カロリーの摂り過ぎを少しでも減らすことができます。

キャットフードの注意点とは少しずれますが、
猫が食べると危険な食べ物はたくさんあります。
玉ねぎやチョコレートなど、
絶対に口にしてはいけないものも多くありますので、
自炊をする方は自分の食事で使う食材を
食べてしまわないように気をつけてくださいね。

避妊・去勢手術はした方が良い

猫が避妊・去勢手術を受けられる時期になると
手術をする
ことをオススメします。
一人暮らしの方ですと、
集合住宅での賃貸物件がほとんどだと思います。
発情期になるとかなり大きな鳴き声を出すので、
ご近所迷惑になる可能性が高いです。
ご近所の方が寛容であっても、
自分自身も昼夜問わず大きな声で鳴かれてしまうと
ストレスに感じてしまう方もいるかもしれません。
愛猫に対してそんな感情を抱くのも悲しいですよね。

さらに、マーキング行為も頻発して、
なかなか取れない匂いや汚れが壁や床につく可能性があります。
トイレの香りとはまた違う匂いが
家中に溢れてしまうことになってしまいます。
また、そのような場合にはペット可だと言っている物件でも
退去の際にかなり高額な請求をされる可能性があります。
自分の身を守るためにも手術を行っておいた方が賢明です。

もちろん、手術をする以上、猫に負担はかかりますので
しっかりとケアしてあげることが必要になります。
手術の時期や手術前後の気をつけるべきことについては
かかりつけの動物病院でしっかりと訊ねておくようにしましょう。
親身になって考えてくれる動物病院を見つけることも大切です。

爪研ぎの準備は必ずする

猫といえば、爪を研ぐ仕草が頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
猫は本能からか爪を鋭く保とうとしますので
暇があれば爪を研いでいます。
爪とぎを止めることはできないので、
爪とぎできるものを1つは置いておきましょう
段ボールの物や麻の物など何種類かあります。
猫ちゃんが気にいるものを探してあげましょう。
研ぎやすい場所を作ってあげないと
お家の中がひどいことになります。
壁紙や床を傷つけないために必ず準備してください。

また、定期的に爪切りをすることも大切です。
お家でできる猫の場合は
爪の中の血管を切らないように注意してください。
慣れない手つきで猫を傷つけてしまうことが考えられますので、
動物病院での定期検診と一緒に爪切りをお願いするのが良いでしょう
おとなしくお家で爪を切らせてくれる猫ちゃんの方が少ないので、
お家の猫ちゃんが爪切りをさせてくれなくても気にしないでくださいね。

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一人暮らしでも猫と一緒に幸せに

たくさん注意点などをお話ししましたが、
一人暮らしでも猫と一緒に生活することはできます
毎日たくさんの愛情を伝えて、
スキンシップやおもちゃで遊ぶなど
猫も自分も楽しい生活を心がけていれば
幸せな日々を送れるのではないでしょうか。
今回の記事でお話しした内容だけに注意すれば良いわけではありません。
それぞれの猫によって気にすべきところも変わりますので、
一緒に住む猫のことをたくさん知って、
たくさん触れ合って楽しい生活を送ってください

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